『良い経済学悪い経済学』

読了。

非常に面白かった。国際経済学という学問は、「国際」という言葉の
うさんくささにひきずられて、これまでほとんど勉強することもなく
きましたが、たいへん興味深い知識を得ることができました。

貿易というものを国と国の戦いと見る見方がいかに間違っているか、
とか、経済政策がいかに政治問題化されて歪められるかを
学ぶことができました。

多くの人に読んでもらいたい本ですね。


それにしても、『良い経済学悪い経済学』というタイトルは、
ちょっと俗受け狙いが過ぎやしないでしょうかねえ。

まあ、クルーグマンという人は(いくつか翻訳を手がけている、
山形浩生氏によれば)かなりくだけた文章を書くらしい
ですし、原題の"pop internationalism"というのも、世間に
流布する説を"pop"(俗受け)と形容していたりして、なかなか
挑発的ですから、これはこれでいい、ということでしょうか。
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by izagon | 2004-09-09 22:17 | 読書日記


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