漫画喫茶

漫画喫茶で今日もまた漫画漬けになっておりました。
今日は『寄生獣』。
これも評判が高かったのですが、まったく読んだことが
無かったので、10巻イッキにいきました。

テーマとしてはありふれているし、いろいろはぎ取って
しまうと最後に残るのはビルドゥングス・ロマンみたいだし、
「これってドラえもんと違うか?」とか思ってしまいましたし、
そもそもの発端であるとか、その後のこととか、設定的には
カタがまったくついていなくて、そこに関心を持っていると、
放り投げられてしまったような気がします。

けれども面白かった。
キャラクターがいちいち興味深いんですよね。
いちばんつまらんのが主人公なのですが、これは教養小説の
主人公だからしかたないです。
けれど、田村玲子はドラマチックだし、倉森も普通の人間
らしくていい(というか、彼はハードボイルドですよ)。
うーん、浦上はちょっと、物語に結末を付けるために、
無理に出されたような感じはあるかな...

おっと、いちばん大事なことを書き忘れていた。
この著者の造形的な想像力はとんでもないですね。
ほとんど狂気を感じます。雑誌でぱらぱらとめくっていたときは、
(ずいぶんいい加減な画面だな、グニャグニャしてれば
気持ち悪いってぇもんじゃあねえぞ)と思っていたのですが、
ストーリーをきちんと読んで見ていくと、すんごい絵で、
いちいち驚愕してしまいました。


ということで非常におすすめです。
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by izagon | 2004-10-11 19:42 | 日記


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