『デフレのなぜ怖いのか』

原田泰著、文春新書。

「デフレはなぜ怖いか」というタイトルに関わる内容は、冒頭2章ほどで
簡潔にまとめられています。
続いて、デフレを貨幣数量理論で説明し、金融政策の有効性を説いて
います。
後半は19世紀のデフレと、20世紀初頭の大恐慌について、同じく
貨幣数量理論による説明の試みとなっています。金本位制の限界に
ついて論じている、といってもいいでしょう。

本としては、一般向け新書としてはゆとりのない構成であるし、
理論・実証的な本としては不十分ということになりましょう。

私としては、貨幣数量理論、および金本位制について見通しを
たててくれたという意味で非常に有益な本でした。
また経済学を勉強したくなりました。
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by izagon | 2004-10-31 11:57 | 読書日記


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