ことばの断絶

「留学生より日本語能力が劣る大学生がいる」そうです。
試験のレベルが低いのか、無試験で大学に入る道が多いからか、
いずれにせよ
「日本の大学生はおつむが弱いのが多い」と思って間違い
なさそうですね。

いちおう書いておくと、
古い日本語をよく知っていることがすなわち頭がいいという
ことではないし、古い日本語を知っていると表現力が豊か
ということでもありません。

先日、3代続く国語学者がテレビで言っていたことは、その点
正しい。若者たちは若者たちで、言葉を作り出して表現を
試みていて、それを頭ごなしに否定して、古い日本語のみを
称揚するのは言語の生命力を否定するようなものです。

ただ、社会的な問題・政策的な問題として考えると、新しい
日本語が生まれてくることだけ注目してもダメで、古い
日本語がなにがしか継承されていくようにしないといけない
はずです。
なんとなれば、古い日本語が正しくわかる人がいなくなれば、
これまでに日本語で生み出された資産の価値が失われてしまう
ことになるからです。
芸術的な日本語表現にしてもそうだし、科学的な日本語表現
でも同じです。


そんなわけで、
すごく深刻な問題として扱うべきニュースだと思うのです。
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by izagon | 2004-11-24 14:31 | 沈思黙考


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