『山のあなた』/そこのアンタ

山のあなたの空遠く
「幸」住むと人のいう
噫、われひとと尋めゆきて
涙さしぐみかえりきぬ
山のあなたになお遠く
「幸」住むと人のいう

カール・ブッセ、上田敏訳(1905)。
中学の国語の教科書に載っていたのを今さっき思い出して、
googleでひろってみたら、この詩を引用しておいて
抹香臭いお説教を並べる人がいて少々閉口しました。

結局「幸い」なんてものはエネルギーをかけて探し歩いても
見つからないもので、身近なものごとに感謝をささげなさい、
それが幸いですよ、みたいな。


もの悲しい響きの言葉にひきずられて、そういう解釈に
なったのでしょうが、
「次はもっとうまくやる!」「俺ならもっとうまくやる!」
という、教訓の意味で解釈してはいけないでしょうかね。


計画とリスクヘッジ、実践中の評価、再計画など、
「幸い」を求める活動を「プロジェクト」と位置づけて
きちんと管理する、という行き方を提案したいと思うので
あります。
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by izagon | 2004-11-26 13:48 | 沈思黙考


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