おいらん言葉と2ちゃんねる用語

木久蔵師匠でおなじみのおいらん言葉ですが、
私の記憶が確かならば、あの言葉は地方から女衒に連れられてきた
おいらん達のなまりを取り去るための人工言語だとか。
おいらんのいる場所を一般の世間から切り離して、訪れる男たちに
里心を付けさせないよう意図されたとも聞きました。

2ちゃんねるの諸投稿を読んでいると、それに似た作用が起きて
いるような気がします。

普通の掲示板では、しばしば投稿者の地のことばが書かれていて、
人格が垣間見えたりもするし、時によっては(なんという寒い
文章だ)と思うようなものにお目にかかることもあります。
しかし、2ちゃんねるでは、多くの用語・術語・スラングが
次から次に登場しつつ蓄積されて(2ちゃん辞典)、独自の
ボキャブラリ群が生成されています。
これらのボキャブラリは、2ちゃんねらの間での仲間意識を醸成し、
複雑な文脈を要約するとともに、投稿された記事から独自性(個性)
を漂白する作用を持っているのではないでしょうか。

なーんてね。
[PR]
by izagon | 2004-12-24 17:41 | 沈思黙考


<< 向精神性 肉食いたい >>