『趣都の誕生』

趣都の誕生 萌える都市アキハバラ
森川嘉一郎著

山形浩生氏が激賞していて、気になっていたのですが、
今日ふらふらと入った書店に並んでいるのを見て、つい
買ってしまいました。

まだ3分の1ほどしか読んでいませんが、これは
面白い本です。
オタクの街・秋葉原の現在をきちんと分析しています。

オタク関連本となると、だいたい

-自身もオタクである著者が自画自賛/自虐的にオタク
 文化を滔々と語るもの
-文学者/哲学者/評論家が、現代思想を気取って
 書いた記号論的なもの
-異常趣味として切り捨てるジャーナリスティックなもの

こうした類型に陥りがちですが、著者はオタク文化を
きちんと把握した上で、オタクがどう都市を構築するに
いたったかを(言葉遊びみたいな表現にならずに)
社会的/経済的に説明していきます。

まだ読みかけではありますが、この本は日本のオタク
文化を論じたものとして、最新にして最大の成果だと
思います。

かなり推奨、ですね。
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by izagon | 2004-04-24 22:36 | 読書日記


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