もうちょっと真面目にやろうよ

近所の本屋には太平洋戦争関係の特集棚がもうけられていました。
そこで『南京大虐殺否定論13のウソ』という本を見付け、さらにその中に
かの本多勝一氏の名前を見付け、「さてさてどんなもんかね」と思って
ちょっと読んでみたのですよ。

まあ、がっかりしました。

この方はかつて朝日新聞の記者として中国に取材し、「『100人斬り』
という日本の軍人による虐殺があった」という記事を書きました。
その信憑性には疑義が出されているのですが、この本ではその疑義に
対する反論を試みておられたのですね。

で、その反論というのが、ひたすら「日本刀は100人斬れる」という、
論証なんです。「据え物斬りなら」100人斬れるのだそうで。
本多氏の記事についての疑義に、「日本刀で100人も人を斬ることは
できない」というのがあるので、意図は分からないことはないのですが、
もうちょっと正面から「こういう取材をした」「その結果事実であると
信じるに足るのだ」と論じることはできなかったものなのでしょうか。

もうちょっと真面目にやろうよ、と思ったら、悲しくなってきましたよ。
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by izagon | 2005-08-11 01:05 | 沈思黙考


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