さらに取材して訂正する一方、もっとまじめに組織を見直すのが筋ですよね


<NHK特番問題>朝日新聞「記事には不確実な情報」と見解


取材内容漏れの責任で取締役を更迭、ですか。取材が足りない状態で記事にした
責任は問うて無いんですね。まあ、訂正記事を出さないという方針とは整合性が
取れていますが、報道機関としては最悪の判断でしょうな。

また、「どこから流出したか」も特定できなかったとなると、組織としても「情報の
管理ができてない」という意味できわめて危機的な状況ですよ。それを、役員更迭と
報酬の返上で終わらせるというのは、危機感が無いのもほどがあります。
たとえば社会保険庁の心無い職員が、江角マキコの保険料納付の履歴を閲覧した
とき、かの庁はきちんと「誰が閲覧したか」特定して、きちんと責任をとらせてます。
一般企業でも、顧客情報を流出させてしまったジャパネットたかたは、流出元を
特定できなかったことを受けて、数ヶ月にわたり事業を止め、情報管理を徹底する
ために努力をしました。


問題の元の記事についての朝日新聞のコメントは、笑止千万というか・・・
「真実と信じるに足る理由はあったが、取材不足」
という表現、前半の譲歩よりも、後半のほうがはるかに重要ですよね。
日本のクオリティペーパーを自認する朝日新聞が、「取材不足」と言われたら、
普通に考えたら恥ですよ、恥。それを、記事の表現のしかたの問題に矮小化してる
この最終見解というやつは、呆れるほどバカ。しびれるほどノンキ。

「中川氏の面会は『放送前日』と断定しない方が適切だった」って、朝日新聞の
中の人はバカですか?いや、間違いなくバカですね。
「放送に乗せる映像作品の編集作業をやり直す」のにどれくらいの時間がかかるか
考えれば、「いつ面会したか」って非常に重要な情報ですよ。それを断定しなかったら、
そもそも「政治家が放送内容に干渉した」という主張自体意味を成さなくなってしまう。

「5W1H」からやり直せ、と言いたくなってきました。
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by izagon | 2005-10-01 09:12 | 沈思黙考


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