ザマミロ!って感じです

あるスポーツライターが、サッカー日本代表監督ジーコの采配を巡って、
ずーっと「チームとして約束事が必要」といい続けていたんですね。

私は、この立場には反対してきました。

基本的な考えとして、次の3つをあげておきましょう。

-ヨーロッパで活動している選手を含め、トップクラスの選手を
 集めてチームを作るのだから、「監督の戦術」をチームに
 がっつり当て嵌めるやり方は(物理的に)できない。

-「監督の戦術」にチームを当て嵌めるやり方は、サッカー途上国では
 有効なやり方だが、そのやり方で世界のトップクラスに行けるはずが
 ない。チーム戦術は、研究されてしまえばお仕舞いである。そうなると
 日本人の几帳面で戦術に対して忠実な性格が逆に災いする。
※トルシエ時代にしたところで、結局W杯でフラット3を(事実上)放棄
 せざるを得なかったことに留意せよ。
 トルコ戦で何もできなかったことも。

-チーム戦術の側が、日本人の体格・運動能力の限界を超えた
 プレーを要求しはじめたら、どうにもならない。


昨今のフル代表の不調を見ても、次の理由でジーコのやり方を
支持してきました。

-あれだけチャンスが作れているのに、点が取れないとなれば、それは
 戦術の問題ではない。FWの選手の技術の問題である。
※その意味では、欧州組一辺倒の起用法には疑問があったが、
 Jリーグのレベルが現在上げ止まっている以上、世界レベルを
 知る選手を中心にチームを作りたい気持ちは理解できる。

-今回はW杯に出られなくてもしかたない。お仕着せのチーム戦術を
 いくら覚えたところで、それ以上の発展が無くなるのでは意味がない。
 今、選手が考え、自分たちでチームを作るようにならないと先が無い。


ハンガリー、チェコ戦を経て、いよいよ結果が出てきました。
とうとう件のスポーツライターも「約束事」とかいう世迷い言を言うのを
止めました。
ハンガリー戦については、最後のファールを指して「海外でアウェーの
試合に慣れてないせいだ」と、それまでの欧州組偏重批判・国内組
重視の見解と矛盾するようなことまで言い出す始末です。

ザマミロ!って感じですね。
[PR]
by izagon | 2004-05-06 12:57 | 日記


<< 物欲『メカモ・センチピード』 忘れられる日本人 >>