小泉首相の年金「未加入」および「未納」問題

事実として、私が知り得たことは以下の通りです。

-学生時代(40年前)に、未納の時期がある。
-国会議員になってから、(制度上国会議員の国民年金への加入が
 任意であった時期に)未加入だった期間がある。
-加入が義務化されてからは加入し、納入している。

判断として、これをもって非難に値すると考える方が変です。

小泉首相の「政治責任は無い」「国民は複雑な制度と思っているでしょう」
という発言は妥当だと思います。

40年前の未納を持って責めるのは、あまりに狭量です。
制度上適法な時期の行為をもって責めるのも、不自然です。
これで「年金について論じる資格なし」ということになれば、他の法律を
検討する場合にも同様に、国会議員に異常に厳しい資格要件を求めなければ
バランスが取れないことになります。
たとえば、道路交通法を改正しようとしたら、生涯一度の交通違反が
無いのはもちろん、摘発されなかったような軽微な違反でさえも
あってはならない、ということになるのでしょうか?そんなわけは無いでしょう。

はっきり言って、この問題の尻馬に乗って小泉首相批判をするのは
筋違いで、意味が無いです。批判論をぶつ政治家を私は軽蔑します。
批判をあおるマスメディアも白眼を向けたいです。

一応言っておきますが、私は菅直人も党代表を辞める必要は無かったと
思っています。あれは、「未納三兄弟」などと言っていた口の軽さの責任を
取らされたというのであれば納得できますが。

一番身ぎれいだった社民党が勢いづくかもしれませんが、土井たか子の
党内処分も発表してないようですし、それをやってからなら聞く耳を
持ってあげてもいいです。
とはいえ、上記のようにその批判に建設的な意味なんかありませんが。
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by izagon | 2004-05-15 06:33 | 沈思黙考


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