『司法のしゃべりすぎ』に関するメモ

ふーむ。

繰り返しが多い、
法律家らしいくどくどした言い回しが多い、

欠点を挙げるといくらでも。
しかし、判決における「理由」での余計な記述が、危険性を孕んでいるということを
指摘したこの一事をもって十分な意義のある本だと思われる。

amazonのレビューや、ネット上に見る批判では、法律家としては議論が荒すぎる
という点、憲法を扱う裁判の特殊性を無視している点などが指摘されているが、
そういう人たちは
-主文と全く関係のない蛇足が、裁判の当事者に影響を与えてしまう
-その影響を是正するための法的手段が無いに等しい
-蛇足が判例になってしまう
-蛇足を書くための手続きによって裁判が長期化する、事務量が増える
ことについて言及していないので、批判としては決定的ではないと思う。
いや、著者の指摘に対してきちんと応えていないというべきか。
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by izagon | 2005-12-27 22:11 | 読書日記


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