『中国農民の反乱』に関するメモ

『中国農民調査』という大部の本を読む前の露払いくらいのつもりで手に取ったのですが、
なかなかの力作でした。
中国在住10年の新聞記者が、現地取材や内部文書をもとに、現在の(といっても出版が
2002年なので3,4年前の話までです)中国の農民の状況を描き出しています。

-共産党の地方の権力者による異常な資本主義的行動
-都市住民と農民の尋常でない格差
-地方の農村ではじまった民主主義への希求(とその抑圧)
-法輪功など宗教団体の存在
-WTO加盟が中国に与えている影響

こうした点を述べています。

この本は力作ですよ。
2ちゃんねるなどで朝日新聞と並び称されることもある中日新聞社の記者の本なので、
ちょっと心配しましたが、中国という得体の知れない国において、慎重な姿勢で
取り組んでいるのが好感が持てました。
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by izagon | 2005-12-29 14:21 | 読書日記


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