オシム氏の代表監督就任交渉をめぐる雑感

なんといっても、千葉ファンでもない(おそらくサッカーファンですらない)人が
川淵氏を批判しているのが不思議でならないわけです。
千葉のファン(本当は市原のファン、のはずですがね)が怒るのは大いに納得する
わけなのですが、どうも門外漢が怒るのが分からない。

サッカー協会の会長にしてみれば、千葉1チームのリーグ戦の成績よりも、日本代表
監督のほうが大事に決まってるんですよね。欲しい人材を取るために、出来る手を
打つのは当たり前のことじゃないかと思うのです。
その意味では、例の「失言」が意図的か意図的でなかったかなんか大した問題では
ありません。

一方の当事者、千葉にしたところで、「代表チームが世界では闘えるレベルにない」
ということになったら、Jリーグ人気の低迷、ひいてはチーム経営の悪化につながる
わけです。
前提として代表チームの成績に依存している以上、交渉にあたってどんな手順が
踏まれたとしても、サッカー協会側から「そこをなんとか」と言われたら意固地に
断ることもできないはずでしょう。
チーム事情からいったんは難色を示したとしても、ね。


誰がどんな手順を踏んだって、誰かが誰かに頭を下げないといけない話だったと
思うのです。


オシム氏自身、田嶋氏の訪問時に「代表監督の話となれば、こういうことは
起こるものだ」と言っていたようですし、オシム氏の立場で考えれば極東の
小国の、一地方チームの監督よりも、一国の代表監督として各レベルを指揮できる
立場の方に魅力を感じるのは当たり前なわけですよ。


千葉のファンの皆さんには同情しますが、その他の方々については、
「まあ、こんなもの」と思うのが妥当なんじゃないでしょうか。
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by izagon | 2006-07-01 23:55 | 沈思黙考


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