「新憲法制定」を宣言 安倍氏が出馬表明 安倍氏の意見に反対を表明する人が多いのは結構なことです。 大いに議論していただきたい。 ですが、批判者の意見がいい加減すぎると、かえって批判の対象の側に 有利になるということを意識したほうがいいのではないかと思います。 憲法も教育基本法も、条文を逐一眺めていけば、時代遅れの観は 否めないわけです。 憲法についていえば、代表的なところだけでも環境権やプライバシー権の 規定が無く、現代の社会において求められる内容ではなくなってきています。 幸福追求権から諸権利を派生させるにも、いい加減無理があるわけで。 解釈改憲を追認するかのような意見を散見しますが、 解釈改憲にきわめて批判的だったのは護憲勢力なんですよね。まあ、 なんというか、ご都合主義的なやり方だと思います。 それに、憲法自体に改憲に関する条文があるのに、改憲を悪と 決めつける「護憲」というのも変な話ですよね。 教育基本法にしても、条文を見た上で改正に反対しているとは 思えない意見をしばしば目にします。 制定時点とは社会情勢がまったく違うこととあわせて考えれば、 教育基本法を変えないといけないことは間違い無いんですが... 修正の内容について批判するならともかく、修正そのものに反対する、 という戦略で政策批判をしてしまうと、説得力を大いに損なうと 思います。 外交における親米路線にしても、現時点で最良の選択であることは 間違いありません。 (親北朝鮮はいわずもがな、親中だって絶対に無理ですし、親韓も 効果が無い以上する意味がありません) では独立路線か?といっても、そうそう簡単ではありません。 目下、日本の最大の安全保障上の脅威である北朝鮮について、 そのミサイルの情報の多くをアメリカに頼っているという 一事からみても、アメリカとの親密な関係を維持することは 不可避です。 安倍氏をはじめ、自民党の政策のほうが、かなり現実的で意味が あると思わせてしまっては、批判者の行為は逆効果なのでは ないかと思います。
by izagon
| 2006-09-03 23:12
| 沈思黙考
|
以前の記事
2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 2004年 06月 2004年 05月 2004年 04月 2004年 03月 カテゴリ
全体 日記 読書日記 勉強日誌 沈思黙考 物欲団長 買った物 金銭欲親分 続けたいこと ブログで文章を書く心がけ ダイエット日記 オンライン出版日記 自炊日記 事務所開業への道 関連HPほか 今日の電波 ちらしのうら サンボマスター風 育児日記 検索
私について
性別:男
年齢:30代前半 身長:189 cm 体重:0.1t 職業:中級プログラマ/SE 最終学歴:某私大卒 趣味:読書、塊魂 最近の野望:減量、本の出版 備考:テレビ東京の女子アナが好き 最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||