ある日のわが社のミーティング

まず事業部長のお言葉。

「某社の調査にもとづくこのグラフで見てもらえば分かるとおり、この業界の
投資への意欲は、ここ数年高かった。
来年はちょっと下がるみたいだけど、大丈夫。まだプラスの数値だ。頑張ろう」

次にわが部の部長による分析。

「ここ3年の業績を見ると、上がりもしていないし、下がりもしていない。
現状を維持している。頑張っていこう」


・・・2人の発表をあわせて考えてみると。

「業界の『投資への意欲』と、うちの部の業績はおそらく相関関係が無い」
ことが推察されますよね。
事業部長の見通しは、甘いか、的外れであると言わざるを得ません。

「どうすれば、業界全体の投資意欲を、自部門の売上につなげられるか」
という展望、計画が出されなければ、こんなミーティングは意味ないよね。


救いが無いのが、このミーティングに数十人の現場の人間が呼ばれ、
2時間近くにわたって拘束されたこと。
事業部長と部長は、2・3週間にわたって、この資料を作っていたこと。


なんかしみじみと、
(緊張感の無い会社にいるなあ)
と思う昨今なのであります。
[PR]
by izagon | 2006-11-28 10:27 | 沈思黙考


<< ああ人生の並木道 じみに読書中 >>