確率的な表現の読み取りかた

新入社員が10人います。
ある会社(仮にA社としましょう)の研修を受けたら、Oracle9iの資格を
80%の確率で合格できるとします。
一方、同試験の、世界中の全受験者(当然、新入社員以外も受験している)の
合格率は70%だったとしましょう。

新入社員が10人います。
同じA社の研修を受けたら、Oracle10gの資格を70%の確率で
合格できるとします。研修は当然、10g向けです。
同じく、同試験の、世界中の全受験者(当然、新入社員以外も受験している)の
合格率は70%だったとしましょう。


さて、ここで問題。

あなたは10gの資格試験を受験するにあたり、A社の研修を
受けるべきでしょうか?

選択肢1) 9iのときと比べて合格率が下がっている。やめておこう
選択肢2) 予算と相談だ
選択肢3) 文句なしに研修を受けさせるぜ
選択肢4) わからん


データの読み取りという意味での正解は、やっぱり、「わからん」でしょうねえ。
でもって、現実解としては予算とかスケジュールと相談ですよねえ。
あるいは、「新入社員10人」という条件を重く見れば、研修を受けておくという
選択肢の方も意味がありそうですよねえ。


なんか私の客に「選択肢1が絶対的な正解だ」みたいなことを言う人が
いるんですよね。

僕には9iと10gという、内容は似ているけど独立した事象について、
へんな先入観・思い込みをもとに結論付けているようにしか思えないのですが、
僕が間違っているんでしょうかね?
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by izagon | 2007-08-08 16:06 | 日記


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