Weblogにびっくりする人たち

今夜(2004/7/19)のワールドビジネスサテライトの冒頭特集はブログ
でした。

感想を一言で言うと、
「かー!!!!、大いに失望しちゃったねおいらは!!!」


技術的な説明・理解のいい加減さもさることながら、
日立の社員のいい加減な市場成長見込み
(「イントラネット市場1000億円の半分がブログベースに置き換わる」)
をそのまんま垂れ流すわ、@niftyや木村剛ブログなどの成功のみ
取り上げて多幸症的な表現に終始するわ、いい加減なことこの上ない。
木村剛ブログが、年金問題で興味深いムーブメントにつながった、
ということは事実なのでしょうが、インターネット上の双方向メディアでの
言論活動が現実社会での行動につながる例としては、既に2ちゃんねる
などでいくらでも例があり、とりたてて新しいとは言えないものです。


そもそも、SunやMicrosoftが顧客とのコミュニケーションツールとして
ブログを採用した、という話はもはや業界としては旧聞に属する話で、
日本企業の採用の遅さはもう、目を見張るくらいのものがあります。

また、アメリカではHotwiredに「ブロガーが次々と燃え尽きている」という
記事が出たばかりだし、アメリカよりは後発の日本でも、私自身が体験
したとおりWeblogの商業化・広告化が急速に進んでいます。
つまり、ブログも先行する他のインターネットアプリケーションと同様に
一般化と陳腐化と雑音化の経過をたどっているわけです。

WBSの報道は、そうした現状をまったく伝えていないという意味で、
ずいぶん古い話だと言わざるを得ません。


ITをよく分かってない経営者とか、「『ITの人』に見せかけて実は
『マーケティングの人』」の話を聞いてもいいけど、ついでに技術オタクにも
話を聞いてみれば、もっときちんと現状を報道できると思うのですがね。
[PR]
by izagon | 2004-07-19 23:31 | 沈思黙考


<< 『シャーロック・ホームズの冒険』 何が本当の勝利か分からないときは >>