『バスカヴィル家の犬』

シャーロック・ホームズもの、第三長編です。

うーん、道具立ては面白いのですが、推理小説としてはちょっと
納得いかないぞ、という感じですね。

ホームズが姿を見せず、ワトソンが大活躍したり、
奇怪な伝説と、怪物のような犬が登場したり...
こうした道具立ては、なかなか心をそそります。

ホームズの再登場以降、解決に向かって物語はどんどんと
進んで行くのですが、
「どうしてホームズはL.L.の正体を知り得たのか」
「L.L.と犯人との関係をどうして知ったのか」
なんていうところの謎が解かれないままなんですよね。
ほかにも、犯人の人相と家系について、とって付けたような
説明になってるし...

今ひとつ釈然としないところもあるのですが、面白かったので
いいかぁ。
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by izagon | 2004-09-08 01:25 | 読書日記


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