カテゴリ:読書日記( 127 )

『あなたもいままでの10倍速く本が読める』

速読術?

どうも、店頭で何冊か立ち読みしてみるかぎり、速読術にはおよそ二つの
系列があるようです。

-目の動かし方からはじまり、「ページの見方」などの純粋に「技術的」なもの
-「ページの見方」よりも、「読む」という行為の意味を変えようとするもの

前者は、瞥見するかぎり、ちょっと珍妙です。目を上下左右に動かして、
視野を広くして・・・というような考え方のようです。まあ、トレーニングを
試してもいないので、とやかく言わないほうがよいですね。

後者の本を読んでいます(本の内容に敬意を表して、今日一日の通勤時間
だけで読み通すつもりです)。それがタイトルに挙げた『あなたもいままでの
10倍速く本が読める』という本です。

「本を読む」という作業の、古典的な意味合いを、
-一字一句正確に丁寧に読む
-著者の考えを整理して全て理解する
-読んだことを全て記憶する
というものだとすると、この本では、まずその考え方自体を変えろ、と言って
います。

詳しくは全て読み終わってから、今夜あたりに書くつもりですが、なかなか
参考になります。
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by izagon | 2005-02-16 12:26 | 読書日記

『創造的図解の技術』

ひどい本です。
ま、買っちゃったんで、最後まで斜め読みはしようと思いますがね。

そのヒドさを知りたい方は、amazonのこの本の、カスタマー
レビューをご覧下さい。
私も先ほど書きました。怒りを抑えるのに必死な文章になってます(笑)
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by izagon | 2005-02-15 22:04 | 読書日記

出たら買いたい『プログラマの数学』

結城浩氏の新作は、『プログラマの数学』だそうです。
目次を見ると、基礎解析とか代数とかの世界ではないようですね。
まさにプログラマがよくお目にかかる話題・問題(ブール値や再帰
などが代表的でしょうか)を、数学的に見直してみよう、という
本と思われます。

出たら即買いしそうです。
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by izagon | 2005-02-09 13:10 | 読書日記

『整体 楽になる技術』

整体の技術論というより、整体的な身体論、現代文化論といった
趣の本でした。

認知心理のはなしや、子供の発育の問題、音楽論なども含まれて、
なかなか盛りだくさんです。著者は東大の教養学部中退だそうで、
いろいろな関心事にひきずられて山ほど本を読み、それを一冊に
放り込んでみました、というような感も無くは無いです。

おそらく、各専門分野の学者からは間違いや勘違いを指摘される
点も少なく無いと思われます。
それでも、著者の「整体という技術を、現代の文脈でどう語れるのか」
という問題意識が強く感じられるという意味で、たいへん面白い本
です。私は以前、野口晴哉の『整体入門』を読んだのですが、
あれよりも現代的な語り口でした。今後も整体や鍼灸など東洋
医学の本は読みたいと思っているのですが、この本はそのために
必要な手続きだったような気がします。
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by izagon | 2005-02-07 14:40 | 読書日記

『直観でわかる数学』

畑村洋太郎先生の本です。昨日都内の大書店で購入しました。

私は数学が苦手なのですが、へえ、なるほどと思いながら読みました。
いろいろな話題に触れているのですが、そのぶん掘りは浅くて、
私でも「あれ?こんなもん?」と思いました。
amazonのコメントでも賛否両論になっていて、やっぱりなあ、と
いう感じです。
(そんなに叩かなくてもいいじゃん)というのと、
(やっぱり勉強しなおしてみようかなあ)というのが私の感想です。
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by izagon | 2005-02-07 12:31 | 読書日記

『DEATH NOTE』

会社帰りに(体調不良で早退したのに(苦笑))つい気になって
漫画喫茶に行き、読みました。
前々から気になってはいたのですが、中国で「DEATH NOTE」が
発売されて問題視されている、というニュースを見て手を出し
ました。

なるほどこれは面白い。買って手元に置いておこうかと思うくらい
のものでした。心理戦、頭脳戦というか...
あえていえば、まあちょっと、二人の主人公が漫画的過ぎなのと、
そもそも二人が対決するに至る過程(ライトがテレビに映った
エルの影武者を殺す)が不自然なんです。以後の物語で
ライトが見せる冷静沈着な性格からして、逆上してその場で...
というのはあり得ない、なんて思いました。まあ、それが起きない
と話が始まらないんですけどね。
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by izagon | 2005-02-05 08:15 | 読書日記

『嘘つき大統領のアブない最終目標』

クルーグマン教授のコラムをまとめた本です。

いかにブッシュ大統領の外交政策・経済政策がいい加減かを
ひたすらに指摘し続る本で、読んでいるうちから非常に
ダークな気分になって参りました。

こんな人があの超大国のリーダーなのか・・・
その国に日本は追随しているのね・・・(勿論、追随が悪くない
こともあるけど)


あと、こういう、外交から経済政策にいたるまで、幅広く、かつ
骨のある議論をできる評論家、学者が少ないわが国の状況にも
若干暗い気分になりました。
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by izagon | 2005-01-24 12:49 | 読書日記

『失敗学のすすめ』

畑村洋次郎著、講談社。

面白いです。
工学系の、非常に健全なマインドを感じる文章に好感が持てるし、
「失敗」というキーワードを中心にいろいろな角度から丁寧に
論を立てているので、読みごたえがあります。
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by izagon | 2005-01-13 10:53 | 読書日記

『負け犬の遠吠え』『パラサイトシングルの時代』

パラサイトシングル、という言葉は97年に考案され、
三十代後半、未婚、独身を「負け犬」と呼ぶこの本が出版されたのが
03年、というわけで、

パラサイトシングルと負け犬はかなり重複していると見なせそうだ、
ということで、昨年末からにわかに若年労働者問題に興味を持って
しまった私は両方読んでみているのですよ。


『パラサイトシングルの時代』は、学者が一般向けにコンパクトに新書に
まとめた感じの本ですね。状況の説明、主張が明快で(若干センセー
ショナルに過ぎる感もありますけど)、読みやすいです。
なるほど、と思いましたね。


『負け犬の遠吠え』は、読み掛けなのですが、腹が立ったりいらだったり、
哀れに思ったりで大変です。
まず、はっきり言って、著者の物書きとしてのレベルが低いです。
言い回しが小賢しい。昭和軽薄体の流れを汲むといえばくむのでしょうが、
昭和軽薄体の使い手たちが骨太な描写もできる強靭な物書きなのと
比べると、とにかく文章が薄っぺらい。文章としてはゴミです。
また、この本には「パラサイト・シングル」の語も出てくるのですが、
著者は『パラサイト・シングルの時代』をまず読んでないでしょう。
彼女自身が関わるごく狭い社会で見聞したことや、ごく狭い世代的
体験をひどく一般化していて、たいへん狭量な印象がぬぐえません。
(未婚のまま働いている女性は社会と接点があり、結婚して家庭に
入った女性は社会と接点が無い、という視点が貫かれていたりします。
こんな古典的な女性観/社会観で物を書くとは...)

次に、著者の根性はちょっとねじ曲がってるんじゃないかと言わざるを
得ません。読み進めるほどに、「とりあえず『負け犬』と自称/自嘲して、
へりくだってやるけど、私たちはそれなりにお洒落に生きてるし、
結婚した女たちと違って社会とつながってるし、こんな状態になっ
ちゃったのは私たちのせいじゃなくて家族や社会や男や会社が悪いのよ」
という、卑怯で姑息な主張が見え隠れして、読んでいて気分が悪いのです。

繰り返しておきますが、『負け犬の遠吠え』は基本的には読むに値しない、
下らない本だと思います。
ただまあ、僕ら「バブル後世代」は、著者のような「バブル世代」に対して
冷ややかに見る習慣が付いているので、この低評価はそのせいかも
知れませんけどね。
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by izagon | 2005-01-10 19:35 | 読書日記

特技と呼んでよいものか?

私は、文庫本のページを見るだけで、どこの文庫なのか
(講談社なのか新潮社なのか集英社なのか岩波なのか)
分かります。

これって特技と呼んでいいものでしょうか?
ある程度以上本を読む人なら誰にでもできそうなこと
ではあるので、特技とまではいかないかなーと思って
いるのですが・・・
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by izagon | 2004-11-30 14:45 | 読書日記