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初学者のキャッシュフロー理解(1)お小遣い帳と企業会計

お小遣い帳と企業会計の違いは何でしょう?

扱う金額の大小はさておき、
お金が入って出て行く、出て行っては入る、ということ
(お金を扱うということ、お金は出入りするということ)は
同じです。

一つの違いは、お小遣い帳で「お金を使う」ということは、
「お金はなくなってしまう」ことを意味します。一方、企業では、
お金を使うことが「次に入ってくるお金のもとになる」という
ことがあります(純粋に「損(=使い切り)」もありますが、
ひとまずそれは置いておきます)。

たとえば、
お小遣いでパソコンを買えば、小遣い帳からはPC代として
代金分の現金が消えてなくなります。
会社でPCを買えば、それを使って仕事をし、新たな
お金を稼ぎ出すもとになります。あるいは、このPCを
(利ざやを付けた値段で)転売して、お金をもうけることも
できます。

つまり、企業でお金を使った場合、「何に使ったのか」
「どういうかたちになったのか」を帳簿に記録しておく必要が
あります。上記の例でいえば、「PC」ですね。

こういうわけで、企業の会計にはお小遣い帳とは違う仕組み
が必要になってきます。具体的には、「複式簿記」です。


複式簿記は非常に高度に洗練されたツールで、近代以降の
経済に及ぼした影響ははかりしれません。
超絶大社会学者・M.ヴェーバーは、複式簿記を「近代社会」
成立の一つの要因とみなしているほどです。


ではキャッシュフローと企業会計(複式簿記)との関係は?
ということになってくるのですが、そこに行く前にもう少し
「お小遣い帳と企業会計の違い」について考察してみようと
思います。
by izagon | 2004-03-29 12:12


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