オンライン出版に取り組む出版社が、出てきているようです。
私は、 「生涯で1冊でいいから、100人の人間の生き方に決定的な影響を 与えるような本を書きたい」 という野望を持ってきました。 何冊も書けないし、何万人もの人間に影響を与えるなんてのは 無理だと最初から諦めているので、「野望」と呼ぶにはつつましい と思うのですが、「生き方にまで影響を与える」というのがポイントで、 なかなか強気に出ていると言えば言えなくもありません。 そうはいっても、職を投げ打ち執筆に注力し、生活苦にもめげず 書いて書いて書きまくる、という生き方をしようとは思っていません。 私は、 -勝負には常に保険を掛けてのぞむ -六分の勝ちでよしとする 性格なのです。そういう性格に反するやり方で書いても、きっと ロクでもない本しか書けないでしょう。 本当に言いたいことを、コンパクトにまとめた本を書けば、100人 までは行かなくても、10人くらいには届くんじゃないかな、と 思うのです。 ※「100人じゃなかったんかい?!」というツッコミはしないように お願いします。 さて、そうした野望と現実路線のせめぎ合いの中で、出版にまで たどり着く方法としてこれまで私が考えていたのは、「出版社への 持ち込み」でした。 公募紹介雑誌(「公募ファン」など)を開けば、各種の賞の公募が たくさん紹介されていますが、こういう「賞」になると出版にたどり 着くまでの競争が厳しいようです。そのかわり、受賞すれば 結構な額の賞金と、一定以上の部数が確保されるようです。 しかし、とにかく「出版」という私の目標にはそぐわないと言わざるを 得ません。 そこで「出版社への持ち込み」を狙っていました。 この「持ち込み」に「賞」としての名前と賞金を用意する出版社が いくつかあるのです。 そこへきて、最近オンライン出版に取り組む出版社が出始めて いることを知りました。 「私費出版」のコスト負担がバカにならないのを知っていたので、 これまではそういう手段を考えていなかったのですが、オンライン 出版ではコスト負担が軽いと知りました。 リーダーアプリケーションの普及がいま一つであることや、 電子ブックの将来性に(私個人としては)疑問があるのですが、 先物買いとしてやっておくのも面白いかも知れません。 また、とにもかくにも「本を出版する」ことで、今後の創作活動の ためのいい経験になるのではないかとも思ったのです。 そういうわけで、長らくの野望に手をつけたいと思います。 このカテゴリには、 -オンライン出版を扱う出版社とのコンタクト -執筆状況 等を書いていくつもりです。
by izagon
| 2004-05-08 22:20
| オンライン出版日記
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