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田中真紀子の娘は私人か公人か

原則論として「代議士の娘は私人である」というのは
正しいと思います。

ですが、祖父は総理大臣までつとめ、両親ともに
代議士、となると、話はそれほど単純ではない。

つまり、日本において国会議員の世襲化が進んでいる
以上、原則論だけで片付けるわけにはいかない、
といえると思うのです。


また、田中真紀子は娘の結婚について「家柄が違う」
だの「財産目当てだ」だの、ロクでもないことを言ったと
いいます。
こういう、公人たる田中真紀子の思想・言動を読み取る
機会でもある、という意味において、週刊文春の記事は
それなりに意義があったと言えます。

したがって、「私人か公人か」という議論のあとにくる
「公益性があるのかないのか」という論点についても、
「公益性が無い」と単純明快に決め付けることはできない、
と思うのです。


はっきりいって、東京地裁の判定は大失敗、大問題です。
判断を下した裁判官を弾劾したいくらいです。
by izagon | 2004-03-23 11:08 | 沈思黙考


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